それでは デスクトップにあるアイコンを クリックして 起動してみましょう。
最初の起動では上のようなダイアログが出ます。これは、まだ設定がされていない状態なので 受信しかしないというものです。「OK」をクリックして
起動です。
多分 起動したらタスクアイコンとして 隠れてますので、ダブルクリックなりして 表示してください。
メニューで[Tools]-[Options]を選んで 設定画面を開きましょう。
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DNS Server |
プロバイダの設定などを参照に DNSサーバーのアドレスを入力してください。 |
Load Server at Windows Startup |
Windowsの起動とともに サーバーを起動します。 |
Automatically Start the Server |
起動と同時に サーバー機能を有効にします。 |
Allow Replay |
メールの転送を有効にします。チェックを外すと 受信のみが可能になります。 |
Hide Passwords In Logs |
ログ内でパスワードを記録しません。 |
Local Host |
コンピュータのインターネット上でのDNS名を入力します。 |
Do Not Use Web Interface |
WEBページでのメール送受信・設定を 行えないようにします。 |
Allow Creation of Accounts from Web |
WEBページでアカウントを追加できるようにします。 |
When Bouncing Include Original Message |
サーバーが メッセージを送る時に、元メールを含ませます。 |
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下の窓に メール受信したい(当然登録されている)ドメインを入力します。
入力後 「Add」をクリックして 一覧に追加します。 |
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それぞれの機能の利用するポートを指定します。
SMTP,POP3,Fingerは 規定値で良いですが、WebInterfaceに関しては、通常WEBサーバーが 80番を利用していますので、それ以外を指定しましょう。 |
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ログを取る種類を指定します。
とりあえず、全てにチェックをつけておきましょう。 |
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Enable SMTP Authentication |
SMTP認証を行います。誰でもメールが送れないように、ユーザー名、パスワードで認証作業を行ってから、メールを送信します。 |
Use POP3 User Names and Passwords |
POP3での受信で利用するユーザー名と、パスワードを利用します。
チェックしない場合は、その下の3箇所に ユーザー名とパスワードを入力しましょう。 |
Do NOT Authenticate Following IP Addresses |
SMTP認証しなくても メールが送れるIPを列挙します。
が、入れないほうが安全です。
入れるなら、192.168.0.1など 一意のIPを 入れてください。 |
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サーバー自体の設定は これで終わりですが、アカウントを追加しないとメール送受信できませんので、設定しましょう。
まず、メニューから[Tools]-[Users]で ユーザーのアカウント設定を行います。
初めの状態だと ユーザーはまったく設定されていませんので、左端の「Add New User」をクリックして ユーザーを追加します。
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User Name |
メールアドレスとなるユーザー名です。
「postmaster」とすると、メールアドレスは、「postmaster@jikoman.sin-cos.com」等となります。 |
Real Name |
メールの差出人として表示される名前です。 |
Password |
メールサーバーに接続するためのパスワードです。 |
Confirm Password |
パスワードの確認のために 同じパスワードを入力します。 |
Forward Address |
ここに、アドレスを入力すると、このユーザーに送られてきたメールが、入力したアドレスに転送されます。 |
Keep Copies |
上記転送アドレスを入力した場合、このチェックをつけると、転送してもメールはこのサーバーに残ります。 |
Return Address |
ここにアドレスを入力すると、そのアドレスをメールの差出人アドレスとして メールが送られます。 |
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以上で メールサーバーの設定は 完了しているはずです。 |