前回で、CentOSのインストール画面までは表示できたので、今回は実際にインストールを行っていく。
画面の中の選択肢を順番に開いては設定するだけだが、キャプチャ画像とともに簡単に説明していきたい。
Keyboard
最初は「Keyboard」の種類を設定する。
が、設定画面のキャプチャができていなかったので、飛ばします。
デフォルトで、日本語キーボードが選択されていたと思うから、特に変更しなくてもOK!
Language Support
次に「Language Support」
こちらはネイティブな「日本語」を選択しておきたい。
マウスでチェックボックスにチェックをつけようとしたけど、なぜか付けられなかったので、スペースキーでチェックを付けたよ。
Time & Date
「Time&Date」は、何も変えなくてもTokyoが選択されているけど、「Network Time」がオフなので、自動的に時間を補正させるためにオンにするよ。
Installation Source
「Installation Source」では、インストール元を選択するけど、仮想ドライブにすでに選択済みのメディアが入っているので、特に何もいたしません。
Software Selection
「Software Selection」では、インストールするアプリやモジュールを選択します。
ここでも、あえて茨の道を進む、、、記憶容量節約のために、ミニマムで済ませたい。
左で「Minimal Install」を選択し、右は「Development Tools」だけが選ばれた状態でOK!
Installation Destination
「Installation Destination」は、インストール先の領域をどう使うかを設定するところ。
25GiBのうち2.28MiBしか空いていない状態。ってことは、まだCentOS7がインストールされた状態のままってことだと思われる。
選択肢は25GiBのドライブ1つだけなので、とりあえずこのまま設定しようと[Done]ボタンをクリックすると、次のようなエラー画面が出てくる。
インストールには5.02GiB必要だが、2.28MiBしか空き容量がない。そりゃあ無理。
[Reclaim Space]で、設定し直す。
といっても、全体を[Delete]して、
[Reclaim Space]するだけ。
自動的に良い感じの領域に分けてくれるので、素人はそのままそっと次へ行く。
Network & Host Name
「Network & Host Name」は、そのままだけど、ネットワークの設定とホスト名の設定を行う。
が、とりあえずそのままでOK!
ドメイン持ってる人は、ここのIPの情報からDNSの設定して、ホスト名を変えておいても良いのかと。
Security Policy
通常は「Security Policy」で、Security Content Automation Protocol (SCAP) 標準で定義された制限や推奨事項 (コンプライアンスポリシー) に従ってインストールされたシステムを設定することができるらしい。
だが、ミニマルなインストールではその機能さえ入っていないので、何もできない。
Begin Installation
すべての設定が終わったら、思いっきり[Begin Installation]をくりっく!
だが、ここで終わったと思ったら大間違い。
USER SETTINGS
インストール中のバーが進んでいる間に、ユーザーの設定をさせられるのだ。
まずは、「Root Password」をクリックして、ユーザー「root」のパスワードを設定する。
なぜか「Caps Lock is on」と表示されていたが、実際のキーボードの「Caps Lock」はオンになっていないので意味不明だ。
そして最後に、「User Creation」をクリックして通常使うユーザーを作成する。
通常1つ目のアカウントは管理者にすることが多い。というか個人で使用するなら1つだけあれば十分。でも、本当は予備にもう1個ほしいかもしれない。
とにかく「☑Make this user administrator」にはチェックを入れておく。
で、待つことしばし。
あれ?電源切れてる。。。
なぜ電源が切れていたかは不明だが、再度電源を入れると、無事CentOS 8となったサーバーが誕生したのです。
次の回では、最初にやっておくべきことをやっていきたいと思います。