洗濯機用防水パンから水漏れが!
では、取り外しましょう。
まずは洗濯機を移動します。
移動するときに傾けすぎると、自動投入用の洗剤や柔軟剤がこぼれ出すので気をつけましょう。
先に、分解後の写真から。
結構いろんな部品で構成されてます。
ではまず、一番上部の排水口を取り外しましょう。
オレンジの輪切りのような穴に指を突っ込んで回します。中心を基準に正反対となる2点の穴に指を突っ込んで、思いっきり回しましょう。固着している時は、何かしらの工具を突っ込んで回しましょう。回す方向は反時計回りです。
取り外せたら、次は写真の十字に突起がある外周に接続されている部品を外しましょう。これも指で回るでしょう。回す方向は、これも反時計回りです。
部品が取れると、その下に滑りやすくするための白いパッキンと、ゴムのパッキンがあるので、それも取り除きましょう。組み立てる時は、白いパッキンにシリコンを吹きかけたりしておくと良いかもしれません。
次に筒状の部品を外しましょう。これはそのまま入っているだけなので、取り出すだけです。ちなみにこの部品は泡を消すためのものだそうです。
そしてミニバケツのような部品を取り外しましょう。こちらも簡単に取り出すだけです。
ここまではある程度簡単に取り外せます。防水に関連する部品ではないため、取り付け時もそんなにきつく締めないでも良いでしょう。
最大の難関が、このドーナツ状の部品です。
下の水が溜まる部品とをねじで挟み込んで水がもれないように組み立ててあります。
先に言っておきますが、これが外れると、下の水が溜まる部品が下に落ちます。気をつけないと、水が下に溢れまくります。
気をつけましょう。
今回は写真のようにプライヤーの取っ手部分を、部品の突起に差し込んで、更にてこの原理を使って取り外しました。
ここまで来たら、後はパン自体を床から取り外しましょう。
4隅の目隠しを精密ドライバーなどを駆使して取り外してください。1本で取れない時は、2本使って、交互にちょっとずつずらして取り外してみましょう。
4隅すべて取れたら、プラスドライバーでネジを外しましょう。
ネジをすべて外すと、やっとパンが取り外せます。
穴から覗いて水漏れ箇所を特定しましょう。
分からなければ無理をせず、業者に頼みましょう。
取り付け方は、取り外し方の逆なので、バッサリ省略です。
悪しからず。
ちなみに、うちの場合、パンから水が漏れていると思っていたのですが、洗濯機の排水ホースに穴が空いて水が吹き出していたという事が分かり、これらの作業は全くの無駄に終わっております。
それでは、良いDIYを!!