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月: 2013年8月
DTIサーバー構築14 「まだ来ないね〜」
POP3,IMAPサーバーとなるDovecotを入れてみる。
まずはインストール。
$ sudo yum install dovecot
:(色々表示されて)
Installed:
dovecot.x86_64 1:2.0.9-5.el6
Complete!
完了。
次に設定ファイルを編集。
$ sudo vi /etc/dovecot/dovecot.conf
listen = *, ::
listen = *
protocols = imap pop3
login_greeting = POP3 ready.
(と言いつつ、ブログを書いている時点で、すんごい脅威な気がする。)
次に受け付けるポートを設定する。
$ sudo vi /etc/dovecot/conf.d/10-master.conf
設定ファイル中の次の箇所を編集しよう。
service imap-login {
inet_listener imap {
port = 143
}
inet_listener imaps {
port = 993
ssl = yes
}
}
service pop3-login {
inet_listener pop3 {
port = 110
}
inet_listener pop3s {
port = 995
ssl = yes
}
}
$ sudo vi /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
mail_location = maildir:~/Maildir
$ sudo vi /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
ssl = yes
証明書は、とりあえず元々入っているサンプルを使ってみるので、設定の変更はなし。
ssl_cert = </etc/pki/dovecot/certs/dovecot.pem
ssl_key = </etc/pki/dovecot/private/dovecot.pem
$ sudo service dovecot start
と、起動して、メーラーから受信してみる。
POP3の受信メールサーバー:
mail.yourdomain.com
ポート番号:995
ユーザー名:VPSにログインする際に利用しているユーザー名
パスワード:VPSにログインする際に利用しているパスワード
あとは、SSLでの接続に設定。
$ sudo chkconfig dovecot on
よし!
DTIサーバー構築13 「だめ絶対」
第三者中継テストの結果
全てのテストが行われました, no relays accepted.
と表示されればOK。
そうじゃなかったら、一旦メールサーバーを停止して、設定を確認しましょう。
DTIサーバー構築12 「ね、言ったでしょ」
DTIサーバーで、ドメインの逆引きを設定しておきましょう。
逆引きできないドメインからのメールは受け取ってもらえない事もあるようです。
公式サイトに説明があります。と、またさぼる。
ServersMan@VPS 他社管理ドメインの逆引き設定
色々なサーバーを使い分けようとすると、設定がややこしい。。。
それに、DNSの情報がインターネット上に広まるまでに数時間かかるから、確認できるまでの時間がかかるし、面倒な作業だな〜。
DTIサーバー構築11 「ほんとに私なんだって」
最近はスパムメール対策のために、メール送信するための制限が多くなってきています。
その制限の一つ、SPF認証を設定しましょう。
詳しくは次のリンク先をご参照ください。と、さぼる。
なりすましメール撲滅に向けたSPF(Sender Policy Framework)導入の手引き
やる事は一つ、DNSのデータにSPFフォーマットのTXTを入れる。
私が使っているValue Domainの場合、「DNSレコード/URL転送の変更」で以下の一行を追加。
txt * v=spf1 +a:mail.yourdomain.com ~all
意味は、
*
全てのサブドメイン(サブドメインなしを含む)からのメールに対して、
mail.yourdomain.comというホストから送られたメールは信用し、
それ以外から送られたメールは信用しない。
これで送信元が信頼できるかが分かってもらえる。