SELF SATISFACTION単車(北海道の旅)
「風になってどこまでも!」
HOME > 自己満足な単車 > 日本 >
  [ 本州北上 ] [ 北海道の旅 ] [ 日本海側南下 ]
Bike最北端へ
2000年 8/18(金)〜8/20(土)

函岳付近
函岳付近
< 道央へ 舐め尽くす >

8/18(金) 走行距離:365.0km
06:00 起床 寝ているかもしれませんがと言いつつ、やっぱこのくらいに起きる。朝食はやっぱりパン。
07:30 出発 で、昨日の人のちょっと後に出発。昨日最後に走りそびれた林道を走りに向かう。
08:30 北の国から あ〜あ〜、あああああ〜ああ〜
2000081801.jpgまず、五郎たちの小屋へ向かう。周りには同じような小屋があり、泊まったりできるようだ。一番奥にこの小屋は存在していたが、住めるような状態ではなかった。ま、もう住んでないから当たり前なんですが。
駐車場でバイクの兄ちゃんに石の小屋の場所を聞く。この兄ちゃんは何回か来ているようで 大体の場所を説明してくれた。が、駐車場を出たら看板が立っていた。
2000081802.jpg石の小屋は 現在五郎が一人で住んでいるので遠くから眺めるだけだ。風車も本当に回っていてマジで発電もできそうだ。
2000081803.jpg更に違う場所に五郎が登った鉄塔があった。その手前には五郎が熊に出会った場所等があるが、そこまでマニアじゃないのでちょっとピンと来ない。
やっぱ冬に来たほうが北の国からって感じがするんでしょうなあ。
09:55 完全ガス欠 燃料がリザーブになっていたのを忘れてて、道道を走ってたのでスタンドは周りになく、完全にガス欠になってしまう。ニュートラルでそのまま進み交差点でストップ。
普通なら路頭に迷ってしまうところですが、コンロの燃料入れにガソリンが入っているので そこから給油。
あんまりこういう事をしていると いざという時 困りそうですが、ま、背に腹は変えられません。か?
10:45 吹上露天の湯 駐車場にバイクを停めて いざ湯船へ!
いきなり アクセサリー売りのおばちゃんに「あのね〜、バイクの兄ちゃん達に言っときたいことがあるんだわ〜。」と、このごろ盗難が相次いでいて、バイクごと盗まれたり、全額盗まれて帰れなくなったり。そういう人が出ているらしいので注意してな。という事。
2000081804.jpg少し歩くと金網が。立ち入り禁止ですか?真中の穴は何なんですかね?
立ち入り禁止のはずが みんな入ってます。掃除しに来たおばちゃんもいたり。全然立ち入り禁止じゃないやん。
2000081805.jpg湯の温度はまた熱い。みんな足を浸けるだけで入ろうとしません。写真の右にも湯船があり、そこは更に熱い。ま、どっちも我慢しながら入りましたよ。冷ますために川の水がひいてあるんですが、雨が少ないからか 水が少ないんですね。ああ、もっとのんびり浸かりたかった。
2000081806.jpgここからちょっと行った所に 望岳台というのがありまして、十勝岳を一望できます。見下ろす景色もなかなか良いのでここは360度パノラマでお楽しみください。
12:55 アイヌ博物館 旭川です。ま、博物館に来たのではなく、隣にあるラーメン屋さんに来たんですが、地図の位置と違う!!30分くらい探し回ったっちゅうねん。
大盛り100円増しでありますので、どうぞ。ちなみに なかなかコクがあって美味しいですが、別に普通ですね。
2000081807.jpgちなみに博物館の方は有料ですが、屋外にこういう建物がありますので こちらだけでも ご覧あれ。
16:40 ひまわり畑 2000081808.jpg旭川から 林道を通って 岩尾内湖を通って名寄市のひまわり畑へ。
市でやってる農場なのか、売店も出ています。が、この畑。仮設展望台から片側しか咲いてないのです。片側は更地。ちょっとね〜。真中に展望台作ってよ。
17:50 ピヤシリ自然休養林キャンプ場 2000081809.jpg到着。なんか水道の蛇口が壊れてて、水が出っ放し。照明は太陽パネルみたいです。
更に小さな小屋が3つほどあり、無料で使えるみたいです。なので、一つに荷物を全部入れて温泉へ行きましょう。
18:30 なよろ温泉 なんか松下とか大学とかの陸上部が合宿してるみたいですね、このホテル。
天然温泉に入り、綺麗綺麗していつものようにコンピュータ。ああ、電源がテントにあればな〜。あ!小屋に明かりがあったぞ。でも、太陽電池だから 直流12Vか。ああ。とかなんとか 思いながら太陽電池の明かりで明るいキャンプ場へ。
ん?明るくないよ。電気つかないよ。ちうか このキャンプ場 林道入った所にあって、またまた熊が出てきそうなんですよね。
ああ、どうして俺はこう婆を引くのが得意なのか?
21:00 士別市日向森林公園キャンプ場 ちうことで もうちょいマシなキャンプ場へ移動。こんな時間に移動するのもどうか?でも、熊怖いです。
到着すると明かりが見えます。「こんばんわ」の声に「こんばんわ」と返事が。ああ、人がいる。嬉しいね。
バイクと車の兄ちゃんが 飯食ってました。で、仲間に入れてもらって 晩酌タイム。食料は買っておいていたのでちゃんとそろってますよ。マグロとつぶ貝のさしみ。ああ、酒の肴に最高です。ご飯は面倒くさいので炊きません。
いろいろ他のキャンプ場の情報を聞いてその日はお開きとなりました。さ、寒い。北海道に来て初めて寒かった。
23:30 消灯 眠すぎ。っちうか ウイスキーを頂いて酔っ払って熟睡。
8/19(土) 走行距離:277.7km
07:10 起きる アサリの味噌汁、アサリ入り。当然ですか?ご飯面倒くさかったので炊かず。だめですね。
09:00 出発 3人はそれぞれの身支度をしてそれぞれの目的地へ旅立って行くのでありました。
私も昨日撤退したキャンプ場のある林道を走破すべく出発するのでした。
09:45 万里の長城 林道に到着する前に下川町ってところで 万里の長城を発見。が、デジカメ電池切れでした。ま、卒業記念のでかい版みたいなのです。
11:00 昼食 林道の入り口に行くが 通行止めだったので、下川町に戻ってパンを買い、メインの林道の入り口手前で食べる。
眠かったので寝る。と、川原の近くだったので釣り人登場。コーラを頂く。冷たくて美味しい。ああ、クーラーボックスは 良いねえ。
12:45 神門の滝 2000081901.jpg奥幌内本流林道に入り、途中の滝に到着。滝に下りる駐車場にはナンバーのない林道専用のバイクが。地元の人かなと思ったら 大阪の兄ちゃんだった。口数の少ない兄ちゃんだったけど バイクを車に乗っけて北海道を移動しているみたい。そういうのもアリなのね。
2000081902.jpgその後昨日撤退したキャンプ場を通過してこういうでジャンプしている人を見ながら次へ向かうのでした。
15:00 函岳頂上 ここは行っておいたほうがいい場所の一つです。
オンロードバイクでは走れませんが 乗用車ならみんな走っていますので大丈夫でしょう。
2000081904.jpg頂上に近づくにつれ木が低くなり 山頂が見えてきます。下には雲海が広がり 晴れた日にはオホーツク海も見えるそうです。ここに向かう直線のでは 「おお〜」とちょっと感動してしまいました。
2000081903.jpg山頂よりもちょっと手前の方が眺めが良かったりしますので、良い退避場所を探してください。
西から上って東へ下りましたが、下りは直線1kmのダートがあり100ほど出せてしまいます。気持ちいいです。
17:00 ふれあいの森キャンプ場 その後 風烈布林道を通って歌登町のキャンプ場へ。
このキャンプ場にはセンターハウスというのがあって、早い者勝ちで利用できます。が、気付きませんでした。釣りのおっさん連中に占領されてしまいました。
ちなみに このハウスには電源があるのですが、コンセントに薄い鉄板をかぶせてあるみたいです。行ったときはペロンと剥がされてましたが。
寝る前に電源を借りに行ったのですが、そのおっさんの一部が 密漁してるみたいで、なんかいろいろ聞き耳を立てるのでした。
18:00 朝倉温泉 キャンプ場の麓にある温泉で、ホテルよりも元湯の方が安いです。
鉄分バリバリの温泉で、湯がめちゃ真っ赤でした。お酒売ってるところをおばちゃんに聞くと、ビールやったら売ってるけど高いから街まで行きなさいと言われた。そういうおばちゃん好きですよ。ま、雨降ってきたんで酒はなしです。
22:00 消灯 食料の買出しをしなかったので 今日は非常食のさばの照り焼き缶詰を食べる。なかなか美味しいのでスーパーでまた買っておこう。
8/20(日) 走行距離:374.5km
07:00 起床 雨も晴れ 今度はいわしの缶詰を食べながら出かける準備。
08:20 出発 昨日食器を洗っているときに話していた三宮のおっちゃんに出発直後止められる。函岳の行き方が分からないらしい。去年までのツーリングマップルには函岳までの道は載っていないらしい。そのおっちゃんは車なんだがツーリングマップルを利用している。車の人で この地図を使っている人も結構多いみたいだ。
クモマナイ林道に向かおうとしたがガソリンスタンドが休日で開いていない。仕方なくスタンドを探して西へと向かう。
09:45 パンク!? 結局 物満内林道を北から入る。
2000082001.jpg川沿いの道で直線が続きスピードが出せ、、、いきなり小さい川が出現。飛び越えたが後輪を強く打つ。パンクは大丈夫か、、、と思いつつ速度を落とすと、「ボコバコボコ」と 無気味な音。ああ、パンクしましたか〜と思いつつ後輪を見るとなんともなってない。ん?荷物が、、、鞄が!!引きずられてました。2000082002.jpg
結果黒くなり、破れました。ああああ。
10:50 林道を出る 2000082003.jpg気分を落としながら続きを走る。通行止めのロープが張ってあるが、潜り抜ける。しばらく走ると浜松ナンバーのオフローダーに追いつかれて抜かれる。ええ、どんどん抜いてください。結局 通行止めの原因は何かわからずそのまま終点へ。
2000082004.jpgで、北上を続けていると、またまたひまわり畑。あっちこっちにあるのね。
12:20 北緯45度 2000082005.jpgにあるモニュメント。GPSはちゃんと45度00分00秒を示していた。
13:15 ノシャップ岬 2000082007.jpg2000082006.jpg別に最北端でもないんですが、利尻島に近いってことですかね。ま、大陸にも近いのでレーダーがいっぱいです。
ここでツーリングマップルに出ている某店に。駐車している最中に、「いらっしゃいませ!どうぞ!」と、おばはんが顔を覗かせて呼びかける。
店の中は値札べたべた、感想を書いた紙もべたべた。おばはんはしきりに「うにだけうに丼」を薦める。早口で今日だけ1000円引きの3000円。これだと バンダナとステッカーをあげます。と、うるさい。なんで3000円も出さなあかんねん。それに、今日だけ1000円引きやのに値札が他のやつの下になっとるがな。結局1500円も出して3色丼を食べる。なんか腑に落ちない。そのおばはん、後から来る人にもしきりに「うにだけうに丼」を薦める。で、自分は隅で芋を食っている。なんか違うものを注文した後は無愛想に変身。あかんで こんな店地図に載せたら。
14:50 宗谷岬 2000082008.jpg行く途中で海岸を延々走れる場所があった。けど、ゴミいっぱいなので走行は気をつけて。
2000082009.jpgとうとうやって来ました。日本最北端。ここまで来るのに一ヶ月以上かかってますね。
しかし、人が多い。バイクも多い。ので、写真だけ撮ってすぐ退散。それと ガソリン給油して「日本最北端給油証明書」をもらう。
けど、この辺の海って遠浅なんですね。
15:50 道の駅
さるふつ公園
2000082010.jpg海岸沿いの駅なんですが、キャンプ場があるそうでいろいろ探す。が、聞いてみると、今工事中なのでその辺の芝生でやってくれって事。
時間が早いのでもうちょっと移動しますかね。と、走り出す。
林道を走ろうと道道732号に入るが、いきなり砂利ダート。そして湿原のようなところに入る。で、水位が増えたら通行止めという看板。道端には皮によくある水位計がある。何じゃここは?雨が降ったら水没するのかいな。
ま、雨は降ってないので水はなし、が、周りは低木の林でなかなか面白い道。気に入った。
2000082011.jpgで、結局目的の林道は 数キロ入ったところで通行止め。横をすり抜けられるが、暗くなったので今日はここまで。
17:30 クッチャロ湖畔キャンプ場 今日は食料を買いだしたので豪華な夕食。鳥足の香草焼きとうな丼、それと卵豆腐。1個ずつ買えるスーパーだったので、一種類を多く食わなくて良かった。こういう店ばっかりならなあ。
ちなみにこのキャンプ場は200円。歩いても行ける場所に温泉があり、こちらは500円。サイクリングターミナルという建物で入れるのだが、それだけやっぱサイクリング人口も多いね。
ちうか、ピースがうっとうしい。最初は なんか 嬉しい感じだが、こう長く旅をしていると面倒くさい。そりゃ 一週間まとめて走りに来たら嬉しくてピースもしたくなるよな〜。
21:00 寝る 9時になると一気に静かになりますね。良い事です。マナーが良いですね。
< 道央へ 舐め尽くす >

HOME BACK TOP Copyright © 1997- Nori All Rights Reserved