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ツリーハウスを作っていると、
知り合いのプレハブが 不要になったと、
丸ごと いただく事に。でも、腐ってる。
偶然か、必然か、余った土地は
プレハブを建てるにぴったり。
さて、素人にも 建てられるのか? |
2001年 秋より |
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解体されたプレハブは 自家用トラック一台に 山と積まれ、4時間をかけて 別荘地へと輸送された。
プレハブは 9畳の大きさで、壁・床・屋根が コンパネとトタンで 作られていた。
が、保存状態が悪かったため、その後1年の 保存期間で 腐りまくって 使い物にならなくなってしまう。 |
プレハブの大きさは 9畳サイズ。でも、そんなに広い平地はない。
結局、斜面に建てることになる。左の写真の 緑色の線の分だけ 高さを上げないと 水平にならない。 一番低い所で 1m50cmほど上げないとダメ。
まず ブロックを斜面の上下に並べて、ある程度の水平を出す。下にコンクリートを流すので ちょっと低めに並べる。
施工は まず、コンクリートを流し込み、その上にブロックを並べる。その時 完全に水平になるように微調整をする。後から ブロックの周りにも コンクリートを流し込んで 強度を高める。 |
斜面の上下は 風の通り道を除いて 完全にブロックを並べたが、内部は 柱の下にだけ塚を作って 対応する。
基礎用のコンクリートブロックを敷いても良かったが、今回は コンクリートの上に 塩ビのパイプを立て、その中に鉄筋を入れて コンクリートを流し込んで 塚を作った。
が、その後 屋根がないため パイプに水が溜まったので、パイプに切れ込みを入れた。
塚の上に柱を そのまま立ててもいいが、高さ調整が面倒なため、既成の柱も使った。 |
斜面下のブロックの上には 10cm角の木材を敷いて、その上に柱を立て、その上に床の基礎を組んだ。
床の水平は この時点でしっかりと取る。ま、下のブロックは ある程度歪んでいても だいじょうぶだった。
各木材は 臍(ほぞ)を組んで 組み込んだが、臍を大きく作ったため 後のボルト締め付けで 邪魔になった。
写真には ないが、それぞれの柱を斜めの筋交(すじかい)で 固定して 強度を高める。特に 柱が きちんと垂直に立ってないと、潰れる可能性がある。 |
本当は 組み立てる前に塗るほうが良いのだが、試行錯誤しながら作っているので、全体が できてから塗っている。計画どおりに 進まないことの方が多いので、あまり先の作業の資材は 必要な物以外 買わないほうが良い。 |
だいぶ 錆びた鉄骨を組み上げる。錆取りをするのなら 先にしておかないと、後からは やりにくい。ペンキも先に塗っておこう。(経験談)
組み上げ後は 鉄の筋交を忘れずに。これが無いと 潰れかねない。
柱を立てる時は ロープで 倒れないように支持しながら行うので、この時ばかりは 人数が居たほうが 楽である。 |
トタンとベニヤで できた 壁と屋根があったのだが、1年以上寝かせていたので 雨水が浸入し、使い物にならなくなった。
そこで、鉄筋のH型を利用して 2X4材を積み重ねて壁にすることにする。間には シリコンシーラントを挟んで 防水処理をする。
ここまで 出来ると ちょっと 建物らしいが、斜面の下側の壁は 基礎に負担がかからないように ベニヤとトタンで作り直すことにする。
戸は プレハブの物を そのまま使用する。別に 工夫は 要らない。 |
今後の作業は 壁の全面完成、窓作り、屋根作り。
床板を支えるために基礎になる木に横から板をネジで留めたが、、、これって ネジだけで持ってるよね?
大変不安である。 |
プレハブが 気に食わない、安くで手に入らない。って方は キットで安く売ってますので、それを組み立てても 良いでしょう。というか、そっちの方が 絶対 楽で 綺麗です。
ログハウスを探してみる? |
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