06月15日 「キーシリンダー 」

いつものようにいつもの駐輪場(無料)にバイクを乗り入れる。
雨の日以外は空いているスペースを探すのがなかなか難しいので、今日のようなP-カンの日は まず自転車を寄せないと停められない。
が、なぜか奥のほうに自転車３台分ぐらいのスペースを発見、そこへ向かって突進した。
と、少年が１人通路を歩いてくる。おお、歩行者にはやさしい俺的には ゆっくりと走ろう。とか思いつつ横を通過。
で、その角を折れれば駐車スペースにたどり着くという時に 目の前に障害物が現れた。
それは ヤンキーっぽい色のスクーターwith少年。その少年は なんかスクーターをいじっている様子である。だが、始業時間的にギリギリである俺は その行動をあんまり気にすることはなかった。
障害物の為に目的地の変更を余儀なくされ、他の空きスペースをサーチするはめになったが、ちょうどその邪魔なスクーターの横に わずかながら疎な所を見つけた。
バイクを降りた俺は 電車の狭い空席をケツで押し広げるおばはんのように 自転車を寄せて駐車スペースを確保した。
そして 駐車完了な俺は バイクの生命線である鍵を抜いて会社へ向かって歩くのであった？？？？？
ん？そこのスクーター少年。君、鍵のシリンダーを無理やり外そうとしてないかい？
え？バイク泥棒？の割には 手際悪いね。それに 堂々としすぎてるね。
まっさか こんな朝っぱらから こんな目立つ場所で犯罪を起こさないよねえ。
とりあえず そのスクーターのナンバーを記憶しておこうと思った俺は 一応覚えたはずだが、やはり今となっては完全に忘れているのだった。
とにかく この少年たちの目的が はっきりしなかったが、今ごろはその少年たちもスクーターも現場からは消えているであろう。
そして、俺のバイクも消えて、、、オイオイ！
えらいこっちゃ。

★今日のページ [これで君も犯罪者]

2000/06/15(THU) 11:33

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