11月10日 「ゴキブリ列車 」

まだ風邪が 完治していないので、誤字・脱字・いぼ痔等があるかもしれませんが、それを見つけて 喜んだり、言いつけたり、告訴したりしてください。

一昨日、つまり 昨日の前日 の帰り、いつものように JRに乗って 一駅分だけ 移動しました。
疲れた足取りで、列車の中に入ります。1人の女性の後から入って、その女性の通路を挟んだ隣へ 座りました。と思ったら、その女性は その前の席へ移動。気分悪いです。ぷんぷん！！
とか思いながら その女性の後頭部に 何気に目をやると、髪の毛が2本 ちらちらと、動いているのです。なんだ？と、よく見ると、その髪の毛は 触覚のように 器用に 動き続けます。気づくと、列車の中の 少ないその他の乗客にも 男女問わず 触覚のようなものが。
そうです。彼女たちは 人間の格好をした ゴキブリだったのです。
うそです。
気分悪い！！と思いながら、ふと 足元を見ると、3つの動く黒い点が。
よ〜く 顔を近づけて 見てみると、１〜２mmくらいの ゴキブリの子供が うろちょろしているのです。
！！どっから 来たんや？
と、通路を挟んだ隣の席の下を見ると、また、そこにも うろうろ うろうろ黒い点が。
自分の 座っている席にも いるかもと思い、シートを 確認しましたが、シートにはいませんでした。
でも、ここに じっと座ってると、こいつらが 足を伝って、私の体に 這い上がって来て、体中を覆い尽くしても かしくありません。
私は 立ち上がり、ドアの付近にまで移動し、足元を きょろきょろしながら 4分間の 恐怖の時間を 耐えました。
足元には 一匹。向かいのドア付近にも 2匹ほど。彼らは うろちょろしています。気を抜いていたら、本当に 足を 伝ってきそうです。
この扉まで来る間にも 何匹も目撃したってことは、この列車には、推定で 185万2564匹ものゴキブリがいるはずです。
閉所恐怖症である私は 列車の密閉感を 少しでも 感じないように意識しながら、時たま 足踏みしつつ耐えました。
私は この列車の消毒が 最近いつされたのか、どこに書いてるんだ？と、探しながら 4分の恐怖に 終止符を打って、いつものように １駅で降車したのでした。

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1999年11月10日(水) 15:27

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