9/19(火)
| 走行距離:277.6km
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06:00
| 起床
| この旅で初めての海岸線からの日の出を見た。が、コンタクトを入れていないので感じだけをつかむ。そんなことで良いのか?
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08:00
| 出発
| 朝飯を食べていると管理人のおじいちゃん登場。猫が荒らしたゴミを片付けて 砂地を綺麗に掃除して、猫を追いかけて、、、
おじいちゃんの話によると 町からは有料にしろと言われているらしいが、有料にしてもおじいちゃんにはお金が入らないので どうせならと無料でやっておられるそうだ。ありがとうおじいちゃん。がんばってください。
朝起きて 散歩がてら 近くのなんとか岩を見に行こうと思ったが、ある物を見たくて早々に出発。
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08:10
| からくり時計
| からくり時計なのだから 8時きっかりに来なければいけないのだが 遅かった。
が、からくりが動き出すのは9時から。ありゃ、急いだのに、、、50分待ちかいな。近くのベンチで寝っころがる。
9時前になると二組のおじいちゃん孫コンビがやってきた。やはり子供に人気なのか?というか 子供は3歳くらいでからくり時計にあんまり興味を持っていなかった。
時間になると カラスの鳴き声と共に懐かしい声が、、、そういえば そういうのおったおったって感じで 懐かしく眺める。からくりの話的にはわかりにくかったが はっとりくんが けむまきを やっつけたようだ。最後には全員出てきて終わるのだった。
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09:30
| 大境洞窟住居跡
| 適当に海岸線を走る。洞窟があるというので寄り道。
ビジターセンターがあったので入ってみる。近所のおばあちゃんが管理しているらしく 入っていくと、2階にもあるからね。と声をかけてくれた。
漁師町なので漁の仕組みとかが展示されていた。道具も展示されていたんだが、これ何なんでしょう?
メインの洞窟は神社の奥にあり 古代人が洞窟で生活していた跡が発掘されたようだ。中の方へは柵がしてあり入れなかったが 古代人の様子を思い浮かべるには十分だった。
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10:20
| 観音崎
| 更に適当に北上する。能登半島には能登島というのがあるのを始めて知り、そこに渡ろうとしていたら 北に行き過ぎ観音岬にまで達してしまった。
先端には小さい島があり、細い道を登った高台には灯台が建っていた。
気を取り直して島に渡る能登島大橋まで走行。綺麗な橋で 海も 一跨ぎ。でも、島に渡ると主要な道以外は細い。キャンプ場などがあっちこっちにあるようだが 料金的に高いんだろうなあ〜。ま、島を一回りして地図にも載っていない新しい橋を渡って島を去る。
その後ひたすら海岸線を北上 小さなパーキングでこういうのがあった。ボラ待ちやぐらというらしい昔の漁法で、上から網を見ていて 魚が上を通過するときに 一気に引き上げるという超初歩的な方法。一日中微動だにせず待っているのだろうか。
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13:50
| 九十九湾
| とりあえず行ってみるが、岸から見ても普通の湾で やっぱり 遊覧船かなにかで 楽しむ所かな。
ちょっと北に 五色ヶ浜というのがあり いろいろ海の色が変わるそうで、見渡してもあっちこっちで色が違った。朝焼けとか綺麗そうですねえ。
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14:15
| 恋路海岸
| 昔の漁師の恋物語が伝えられていて、銅像なんかもある。
その海岸線にひょっこりでっかい岩の島が浮かんでいる。見附島というその島は 戦艦のへさきを前から見たような形であることから、軍艦島とも 呼ばれている。近くまで行けるように石の道がついている。時間があればどうぞ。それにしても この島 どうやってできたん?
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15:20
| 禄剛崎
| 能登半島の先っちょ。灯台には駐車場にバイクを停めて歩いて5分くらい。なんか ここに是非来たかったという感じのおっちゃんに写真のシャッターを頼まれる。なんか この地に思い入れがあるんやろうねえ。
灯台の周りは綺麗に整備された芝生で、こういう碑もあった。いったいどこが日本の中心なんだろう?誰か重心を調べてください。
灯台自体は白塗りで綺麗な建物。能登半島の北の海岸は 岸の際が 洗濯板状になっている所が多く この岬もそうだった。
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17:30
| 上大沢キャンプ場
| 寝床を探して爆走。なぜなら この旅で始めての日没を見るため。気が付けば この旅の中で日没を見たことがない。いつも曇りか 山の中。今日は水平線まで雲ひとつない。西へ向けて走る走る。
とちゅう塩田とかの博物館があったが、有料だったのでパンフレットだけパクる。実際に塩を作る体験ができるそうなので 興味のある方はどうぞ。
夕日に向かって海岸線を走る。スタンドでもらった地図だけを頼りにキャンプ場を探す。一軒目は閉鎖中。しかも高額なので却下。で、上大沢キャンプ場にたどり着く。キャンプ場といっても道路沿いの芝生。ま、炊事場があり、トイレもあるので 全く問題なし。それに 無料。最近無料のキャンプ場に当たることが多いなあ。近くで遊んでいた子供を誘拐、、、子供に手を振ったりして遊んで、テントだけを張って ちょっと高台へ日没を見に戻る。焦って急坂でのUターンでこけながら 写真をパシャッ。パイナップルの缶詰を食べながら 浸るのであった。
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21:00
| 寝る
| この辺の家の周り(海側だけ?)には 4,5mもある細い木で作った塀が作ってある。多分風除けなんだろうが、パッと見 家があるとは思えない。もしかしたら 海からの砲撃の目標にされないための 目隠しかも。。。おやすみ
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9/20(水)
| 走行距離:252.9km
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05:40
| 起床
| 漁村の朝は早い。軽トラの行き来する横で飯を作り 出発準備。天気も最高 すがすがしい朝である。
昨日走って思ったが 能登半島はでっかい。一日では 走りきれませんでした。
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07:30
| 出発
| 走り始めてすぐ 道沿いに階段状の川があった。人工的なもの?と思っていたら滝の看板が。へんな滝。
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08:00
| 琴ヶ浜
| 鳴き砂であるらしいこの浜を歩いてみる。が、砂自体は綺麗な気もするが、ゴミだらけである。どうにか音を鳴らそうとしたが、2回ほど鳴ったのか?と 疑わしい音が聞こえただけで 結局終わり。
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08:40
| 厳門
| 南下して国道を離れて海岸線沿いの県道に入る。まず最初にあったのが夫婦岩。夫の岩の形が鎌に似ていることから、器具岩とも呼ばれている。
で、いちばん有名そうな厳門へ。旅館や駐車場、お土産やさんなど 多く存在し、観光地一色である。厳門とは海岸にある大きな穴のあいた岩。大きな穴の横からは小さな人が通り抜けられるくらいの穴もある。近所の奇岩郡を能登金剛と言うらしく、遊覧船も出ていた。
この地は松本清張のゼロの焦点の舞台となったそうで その歌碑もある。
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09:15
| 黒崎灯台
| 日本に現存する最古の木造灯台。はっきり言って ここは場所を知らないと来れません。標識はあるのですが、途中で消える。あっちこっち行きながら 最終的に地元のおっちゃんに聞いて 場所を教えてもらう。灯台までは急坂を登り、小さな駐車場からちょっと歩く。歩いていると野良仕事をしているおばあちゃんに「灯台?小さいよ」と 教えられる。灯台といっても普通の2階建ての家の高さしかなく、明かりも小さな窓から見えるようになっているだけである。が、きちんと整備されていて 周りも芝生の手入れがされていて すがすがしい。
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09:50
| 世界一長いベンチ
| 正直言うと これは 夫婦岩よりも北にあり、ちょっと戻って見て来ました。長いです。けど、真中にそのベンチを越える通路を作ってあるのですが、その下にはこびとでないと座れません。写真のようにまっすぐではなく 机の部分はくねくねしてます。しかし このベンチ、住民が全員座っても 余るんではないでしょうか。
ここには 「岸壁の母」の歌碑もあります。前で歌ってください。「は〜はは〜 来まし〜た〜 今日も〜 来た〜 ♪」
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11:40
| コスモアイル羽咋
| 朝から温泉に入りたいなあと走ったんですが 天然温泉は見当たりませんでした。誰かこの辺で掘り当ててください。
で、UFOで有名な 羽咋市へ。ここの博物館には珍しいものがいっぱいあります。本物の打ち上げロケットや ロシアの帰還カプセル 本物の通信衛星のサブ器材 火星走行車のプロトタイプ。本物があるってのが凄い。それに本物でなくても 本物の素材を使って作ってある。
その中に UFOと SATIのコーナーが ちょこっと設けられている。資料室には宇宙やUFOに関する書物やビデオ、宇宙人の模型。うう、見る価値満載の宇宙博物館ですね。
博物館の前でカレーを食べる。味噌汁をサービスに付けてもらう。ま、お客は俺一人で、俺が出て行ったら店員はどっかに出かけていって閉店。なんじゃそら。
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13:10
| なぎさドライブウェイ
| 普通 砂浜を車で走ると 環境保護のため怒られますが、ここは 走っても良い観光道路となっています。砂は硬くしまり、乗用車やバスも余裕で行き来できます。
以前 この道路を海水を浴びながら走りましたが、今考えるとバイクには悪いことをしたなあと反省するのでした。今回は荷物も多く、雨で塩分を流すこともできないことから砂浜走行だけで終わらせておきました。
距離にして数キロなんですが、100km/h以上で走ってしまうため数分で走りきってしまいます。ゴミもほとんどないし 爽快ですよ〜。ぜひ!
後になって 前輪のシャフトから錆びた液が、、、ああ、ごめんなさい。
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13:25
| 宝湯
| ドライブウェイを出てすぐに温泉を発見。天然なので入ってみる。料金は銭湯価格。露天風呂とちょっとゴミの浮いた小さなプール(歩くためのものらしい)もあり のんびり 垢を落とすのだった。
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18:00
| 道の駅
河野
| 羽咋からは少し街が開けてきたので キャンプできそうな場所はなかった。また、この辺の地図も持っていないことから 東尋坊など 名所を通り過ぎてしまう。馬鹿である。でも、この辺なら日帰りでも来れるから良いか。。。
とりあえず 食料を買って一夜を過ごせるような道の駅まで爆走。この道の駅は夜中も休憩室が開いている。以前も泊まった事があるから知っていたのである。
外で食事を作って食べ、夕暮れを楽しみ、中に入ってオリンピックサッカーを鑑賞する。がんばれ!とか まじめには 応援してなかったのでどっちが勝ったかも忘れてしまった。
バイクに乗った大学生くらいの集団がやって来てその他のベンチを占拠。最終的に全てのベンチに 人が寝ているような状態となった。あ、ここのベンチ、マットがないと硬くて寝れないよ。
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23:00
| 就寝
| おやすみ
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