05月17日 「いきなり注射！！ 」

私の口には全ての歯といっても過言ではないほど虫歯がたんまり存在する。
その歯の一本に、数ヶ月前ぽっかり穴が開いた。
左上の親知らずである。
舌で触ると ぽっかり穴が開いていた。
詰めてあった物が取れたのか いきなり陥没したのか分からないが、とにかく穴が開いていたのだ。
しかし、痛みはなかったので 治療を先延ばしにしていた。
が、最近ちょっと穴が成長して、痛みが発生してきたので 歯医者に行くことにした。
月曜日に行こうと思っていたが、記憶容量をオーバーしたらしく完全に忘れてしまっていたので、昨日改めて 歯医者に出向いた。
ま、予約でいっぱいだろうから 予約だけでもと思って受付のおね〜さん(年下か？)に 聞いてみる。
年齢にしては虫歯が多すぎるからか、いつも無精ひげを剃っていないからか、私の顔を覚えていたおね〜さんによると、予約を入れるとしても月曜日、ちょっと遠い。が、待ってれば２０分くらいで見てもらえるという。
当然 待つ。
座った椅子の前には 入れ歯の冊子が置いてあった。
チタン入れ歯、、、うむ、まっすんとか好きそうだ。
そういう雑学を詰めこんでいると、まだ２分ほどしか経っていないのに 「のりさ〜ん」と 苗字を呼ばれた。
おお、早いじゃないか。と、かわいい感じの歯科衛生士さんの後をつける。いや、ついていく。
で、その後椅子の上に座らされ縛られ、暇な状態で１８分待たされる。
予定通り２０分か。。。なら、待合室で待たせてくれ。っとか 思いながら いきなり虫歯のレントゲンを撮る。
現像が終わってその結果は、、、抜歯。
にっがい注射を３回くらいうたれ、ハイになったところでペンチでがりがり引っこ抜かれる。
うがいをすると血だらけではあったが さすがに右上の親知らずの抜歯を体験済みなので、冷静さを保つことができた。
「いきなり抜歯ですか。」
と、予約をしに来ただけの私に にっこりと微笑む受付の白衣の天使。
脱脂綿を奥歯に噛んだまま 少しの業務上の会話をし、その後飲みの約束をとりつけ 機嫌良く仕事に戻るのであった。
（本日の日記には 楽観的希望が多々含まれています事を ご了承ください。）

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2000/05/17(WED) 11:41

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