05月09日 「目撃!!ドン!! 」

昨日の帰りに高速走行交差点で 事故っていた。
ガソリン中和剤が撒かれ、「事故」と書かれた電光掲示板を載せたバンが 赤色灯を回していた。
今朝その交差点を通ると、大型の黒いバイクが歩道に停めてあり、その前部カウルは変形していた。
だいぶ速度を出していたのだろうか？それとも ただ 曲がりきれなくてこけただけなんだろうか？
そんな事を考えながら 交差点を通過し、北上する。
いつもより ５分ほど遅いペースで走っていたが、それでも５分は余裕があるので 普段どおりのスピードで 走行していた。
片側２車線の国道は渋滞中で、バイクは その隣をすいすいと抜かしていく。
おっちゃんのバイク(スクーター)に追いついたが、貫けるようなスペースもないので 後ろを走る。
次の瞬間 おっちゃんの前に女性が現れた。それも 渋滞中の車の間から。
いきなりだったので おっちゃんはブレーキ操作をする前に その女性に衝突。
幸いな事に その女性は だいぶふくよかだったので 跳ばされたということはなかった。
しかし、その逆に か弱いバイクのおっちゃんは スクーターごと 歩道の縁石に衝突し 痛そうなうめき声を 発し始めた。
後ろを走っていた俺は バイクを停めて ドニ〜チョの携帯で１１０番を かける。
８時はまわっていたが 緊急番号には 通じるのだ。
それと同時に 道沿いから人が出てきた。
女性は 大丈夫そうだが、おっちゃんは まだ痛がっている。
しかし、意識ははっきりしているので 外傷だけですみそうだ。
踏み切りで 時間がかかったのか、救急車は１５分ほどしてやっと到着し、左胸が痛いと言うおっちゃんを乗せた。
その後警察もやってきて 目撃者的俺の話をちょこっと聞いて 速開放となった。
多分おっちゃんは 大丈夫だろう。女性も大丈夫だろう(とりあえず)。
やはり そういう事故を目の前で見ると、その後 数分は ゆっくりと走ってしまうのだった。

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2000/05/09(TUE) 11:01

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