10月13日 「いっぱい入っちゃう 」

・・・し〜〜ん・・・
ピーーー ギャーーーー
ギャギャギャーー ガギャー
ピギャ

ああ、なんて懐かしい音なんでしょう。FAXの音じゃあ ありませんよ。（ま、この文字だけでは、それさえも出てこないでしょうが。）
これは 大昔、コンピュータのデータを記録するために用いられた カセットテープの音です。テープといっても データ専用とかではなく、ただの音楽用カセット。そこに プログラムやら データやら 子供の声やら いやらしい声やら、いろいろ入っていたんです。コンピュータへの 読み込み時には、画面に 文字が出て、目でデータが見えたんですから 驚きです。
コンピュータ雑誌に 書いてたったプログラムを 打ち込んで、テープに記録しようもんなら、10分以上 ピーギャー音に 耳を 劈(つんざ)かれます。(ボリューム下げれば？)この時代のゲームは、カセットテープに 入ってたんですから、考えられませんね。
そんで、10分以上かかって読み込んだデータの量は、数百キロびっと。
うみゅみゅ、昔の世界では 当たり前なんですがね。
で、時代は 現在。
FDやら、MOやら、ZIPやら、CD-RWやら、DVDやら 様々なものが 出現していますが、さらに 驚きの 記録媒体ができました。
その名は、「脳」。
いや、うそです。昨日の日記と ダブってますね。
その名は 「FMD-ROM」。これは、CDと同じ直径12cmの円盤に 140GBものデータを詰め込むことができるのです。さらに、驚くことに これは まだ開発途中で、近い将来テラバイト(1000GB)単位の データを 収めるようになるとか、また、書き込みができるようになるのも 時間の問題と、DVDの役割は どうなっちゃうの？って、感じです。
ああ、このディスクの中に カセットテープ何本分のデータが入るのか？大きな数字を扱ったことのない私には、「めちゃくちゃ入る」としか言えません。

★今日のページ [C3D]

1999年10月13日(水) 19:20

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