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09月03日 「偽・ちゃろん日記 」

んギャス!


声にならないような声を出してしまったのは、駅の階段を下りる帰宅途中のわしである。
ピリピリピリ! ピリピリピリ!
うるさいのう。早く出んかの〜?
ピリピリピリ! ピリピリピリ!
階段中に響いとるじゃないか。誰なんじゃ〜?

あいかわらず 携帯電話と思わしき、コウモリでなければ どっちから鳴っておるか分からないであろう高周波数の電子音は 鳴り響いている。

しかし、次の瞬間。ふと、ある事に気がついてしまった。
こりって、わしの携帯の音と似とるのう。まだ 着信音の入れられないような イケてない携帯を持っておるんだのう。

ピリピリピリ! ピリピリピリ!
電子音は わしを追いかけるかのように鳴り響きつづける。

結論:わしの携帯でした。


いつものように背中のリュックに入れているため、音波が近くから めいいっぱい耳に届いていたのだ。
そりゃ、うるさいはずだぞい。どこから聞こえてるか分からんはずだぞい。

まあ、しょうがない。人間には 失敗というのがあるもんだ。別に この音を聞いたからって、一週間以内に5人にこの音を聞かさないと死んでしまうとかいう「しゃだこ(From 呼び鈴 or 輪)」みたいな呪いはないんだから。

すごい 自己中である。わがままである。さっきまで、音の発信主に 保険金かけて殺して、お金ガッポガッポしようとしていたのは どこへやら?である。

しかし、なぜ人は、この電子音に こうにまでして驚くのであろうか?別に この音を聞いたからって、一週間以内に・・・。

そんなことを考えながら、めったに鳴らないドニ〜チョ着メロも入れられない携帯を持って、駅からの帰途につくのだった。

[ もちょっと 新しい携帯にすれば?のりさん(哀) ]


1999年09月03日(金) 14:53

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