SHIMANOのシフター故障から修理へ

TREK 8.4DSの後輪用シフターが壊れた。

油を挿せば直るかな?と、僅かな望みを持って556をシューっとしてみたが、変化なし。

具体的には、アウターから3段くらいはギアが変わるが、それ以上は変わらない。

ということで、シフターを開けてみる。

まずは、自転車を前から見てこういう状態なので、六角レンチで緩めて上下逆になるようにする。

本当は外したほうがいいのかもしれないが、回すだけで作業は出来た。

というか、錆なの?この白いの何?

ぐるっと回すとこんな感じ。ALIVIOっていうモデルらしい。

写真の丸印部分のネジを外して、プラスチックの蓋をとる。ネジと反対側が引っかかっているが、回す感じで取ることが可能。

ナットが回らないように、金属金具がカシメられているので、マイナスドライバーでこじ開ける。

ナットを緩めて、蓋となっている金具を外す。

と、レバーが外れた。

でも、この時、ゼンマイバネが外れる。コレが後で苦労する。

レバーをよく見ると、やはりバネが折れて、引っ掛かりがなくなっている。

コレでは油をさしても直るはずがない。

切れたバネを少し伸ばして、引っ掛ける部分を作る。

コレで矢印の方向に回せば、戻ってくる方向にテンションがかかって正常に機能する。

 

ということで、もとに戻す。ゼンマイバネをレバー側に引っ掛けて、矢印の先まで持っていければOK。

でも、この方法だと、バネが他の部品の隙間に入ってくれない。

なので、写真下側の奥に向かって引っかかっている部分を外して、レバーを組み立てた後に、写真の位置まで引っ張る。

拙い言葉で書いても全くわからないと思うが、組み立てに30分ほどかかるほど、面倒な作業。

何かもっと楽に組み立てられる方法があるんだろうけど、素人にはここまでしか考えられなかった。

最終的に正常に機能するまで戻った。

にしても、シフトワイヤーは錆で覆われ、フロントサスペンションのインナー部分でさえも錆が浮いてきている。

あぁ、これ、もっと掃除してあげないと可愛そうだよね。。。

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