SELF SATISFACTION単車(本州北上)
「風になってどこまでも!」
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Bike富士登山
2000年 7/25(火)〜7/26(水)

千尋峠
< 富士山麓まで 首都圏散策 >

7/25(火) 走行距離:42.0km
08:00 起床 何回も雨の様子を見るために起きるが 状況変わらず、天気予報では明後日まで雨のよう。うむ、ま、明日まで様子を見ることにします。
11:00 温泉へ 出発。状況が変わらないので とりあえず昨日休館日だった温泉へ。
水もないので補給せねば。
11:30
14:45
天母の湯 2000072501.jpgこれまた新しい温泉で、綺麗な建物。奇石博物館を目指して走ってください。人工的な温泉だけど 疲れを取るには良いね。
広間で電源のある側のおっちゃんに相席をお願いして座る。近くにお住まいの定年間近のおっちゃんで ゆっくりしに来たそうだ。
更に コンピュータをいらっていると 野球のライオンズの関係者家族が 隣にやってきた。ゆで卵やら、みかんやらをいただく。ありがとうございます。
1時間300円、3時間700円、1日1000円という時間での料金。3時間を選択し、ただいまのんびりし中。明日は雨でも登ろうかなあ。
15:05 富士宮市街 グレ電を探して町をさまよう。
ようやく見つかり1500円ほどかけて更新を完了。さすがに料金が馬鹿にならないのでMOPERAを使うことにする。
で、帰りに電気屋に寄ってUSBの携帯アダプタを買ったは良いが ドライバがCDとフロッピーに。。。ああ、だめだめ。ただの荷物と化しました。
15:45 テントまで戻る 2000072502.jpgとりあえずを作る。いただき物のラーメンとご飯。
18:30 寝る(努力をする) 明日の富士登山に備えて寝ようとするが、寝れず。
20:00 起きてる で、ラジオなどを聞きつつまだ起きている。この後 地酒をちびっといただいて眠りにつく。
7/26(水) 走行距離:165.7km
03:10 起床 まだ暗いうちに起床。なんか富士山のほうで一瞬光った気がしたが、気のせいだったようで。とりあえず 出発時から鞄の中で眠っていたカップヌードルを作る。
2000072601.jpgと、パッと霧が晴れ 富士山の姿が!!
俄然登る気が増して すばやく撤収。
05:00 出発 2000072602.jpg二日間こんな虫たちと暮らしていたが、もうおさらばだ。さあ、新五合目へ出発!!
05:30 新五合目 2000072603.jpg駐車場にバイクを止めて いざ 登山開始!GPSで標高を測ると2400m、うむ 結構正確じゃん。この時はまだまだ視界良好で、見晴らしは最高だった。
05:43 新六合目 この辺はすたすたと登ることができる。まだ空気があるようで 途中1回くらい立ち止まって深呼吸したくらい。
05:55 元祖六合目 ちうか 建物って言うか倉庫みたいな小屋があるだけ。小さい木造の小屋はぼろぼろになっていた。当然 そのまま通過。
06:20 新七合目 まだまだ元気。登るスピードはちょっと遅くなったけど、それは足場が細かい石になっていて滑るからかも。
2000072604.jpgここの小屋でなんか 修学旅行生らしき団体が 金剛杖を全員買い与えられていた。それぞれの小屋には四角いパラボラアンテナが据え付けられている。電話用のアンテナだろう。
06:55 元祖七合目 ここである程度小休止。メモ帳を出してメモをする。2時間キープなゼリーを食べ、ポカリスウェット1.5Lを取り出して飲む。
とかしていると さっきの修学旅行生に抜かれた。腹立つ!!が、すぐに そいつらは休憩を取っていて その間に逆転。
07:30 八合目 2000072605.jpgここまで来ると視界がなくなってくる。道も岩が増える。たまに 手をついて登るようなところも。
08:00 九合目 このあたりになると 数歩歩くとしんどい。足がだるいのではなく、息してもしてないようで、深呼吸をしまくり。立ち止まって数回深呼吸をすると回復するのだが、歩き始めるとまた元に戻ってしまう。
2000072606.jpgここからちょい上には雪が残った一帯がある。そのあたりを通過してから いきなり雨が激しくなってくる。下から雨が風とともに降ってくる。
09:00 頂上到着 2000072608.jpg九合目からは 全く違う山登りである。十数歩登っては立ったまま休み、また数十歩進む。これを繰り返し 途中 数歩登っては立ち止まっていた。1合登るのに1時間かかっている。やはり 富士山は8合目からが登山のようだ。
09:50 頂上出発 頂上には 神社があり、とりあえず お賽銭を入れ今後の旅の無事もろもろを祈る。
2000072607.jpg小屋では お土産やらなんやらと、コーンスープ、味噌汁、おしるこ、カップヌードルなどいろいろ売っている。やはり 雨で体温が奪われたので コーンスープを飲む。鞄から出したかっぱえびせんは もうパンパンだ。
雨具がびしょびしょになっているのでここで乾す。水がぽたぽた落ちている。靴の中もびしょびしょ。かなり寒い。が、動かないとこの寒さは解消できないだろうと ちゃっちゃと 下りはじめる。鉢めぐりなんか もってのほか。視界は十数メートル。雨も強くなってきた。
10:10 九合目 降りるのは 登るときには考えられないくらい楽。空気がだんだん濃くなっていくので 薄さによる疲労はない。ただ 雨が下から吹き上げてくるので 顔が びしょぬれになる。手袋もびしょびしょ。ああ、さぶい〜。
10:22 八合目 リズムに乗って降りる。雨具がGORE-TEXであるにもかかわらず、寿命であるのか裏にもしみているよう。メモ帳の入ったウェストポーチも浸水してきた。
10:36 元祖七合目 この辺までは GPSの電源が入っているのが確認できた。
10:52 新七合目 この辺は もう 走っているかのような下り方。
11:03 元祖六合目 ここまできたら もうちょっと?でも、いつまでも下り続けているよう。霧が晴れないよう。
11:10 新六合目 雨が駄々ぶり。泳いでるみたい。
11:17 新五合目 ああ、やっと見えてきて 到着!!やっぱ下りは速いわ。
とりあえず バイクの無事を確かめて 食堂の入り口へ。で、荷物を降ろして 雨具を脱ごう、、、???GPSの表示が消えている。
途中で電池切れ?走って降りたから ショックで電源が切れた?ん?ディスプレイ部分の内部に水が!!!ああ、すぐさま電池を抜く。あああああ。
11:45 食堂 雨のせいでほとんど客のいない食堂のテーブルを1個占領し、鞄からびしょびしょになった物を全て取り出す。かっぱも乾す。そして 問題のGPSも 精密ドライバーで分解して乾かす。
2000072609.jpg荷物をいっぱい広げてかなり怪しい。とりあえず、おなかも減ったのできつねうどんと おにぎりを食べる。関東のきつねうどんのあげって 味付けがされてないのね。それに 短冊に切られてる。ああ、あんまり美味しくない。
GPSは 確実に沈没して 電源が入らない。かんなりショック。富士登山の達成の喜びはどこへやら。
13:25 出発 ちょっとは乾いた服装で 山を下る。とりあえず 暖かいところまで下ろう。そして温泉を見つけて入るんだ。
14:00 自衛隊演習場近く あっちこちに 演習場への入り口がある。その先は完全にオフロード。入りて〜とか 思いつつ ふと横を見ると、富士山が。
2000072610.jpg雲が晴れている。。。
ま、その後数分するとまたもや 雲の中に姿を消した。
14:20 御殿場市内 GAS補給。GPSに登録しておいた東京までのルートが分からないので、スタンドの兄ちゃんに道を聞く。ああ、246号線一本でいいのね。ありがとう。
15:10 寄 平成館 まだまだ湿っている服装で、車の後をついて走っているので 疲れもあって眠い。
と、国道の看板に寄国定休暇村とか言う文字が。とりあえず 標識に従って左折してワインディングを進む。
で、標識の先は ただの旅館。うう、国定の村って そういう感じじゃ全然ないやん。
2000072611.jpgま、ここまで来たので600円を払ってお風呂をいただく。とりあえず 汚すぎる靴下も洗濯。でも 靴がぬれているので そのままその靴下を履こう。
2000072612.jpgおお、富士山で飲んだポカリがへっこんでいる
16:25 再出発 246に戻ってひた走る。ビジネスホテルを予約しているのでとりあえず そこまで行って 体制を整えよう。さらに 明日にはお楽しみが待っている。
18:45 渋谷着 距離感がなくなったまま 走りつづけて やっとこさ到着。この時 体はまだ何ともなかった。が、朝早く疲れていたので 洗濯もせずに夕食を食べに出てその後すぐ就寝。ああ、長い一日やった。
< 富士山麓まで 首都圏散策 >

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